青大豆のひたし豆とわかめのサラダ vol.56

【完成すると…】

*写真用意してる最中です。すみません…

 

【めやすの材料】(小さなおかずとして小鉢に4人分)

_ひたし豆 半パック
_塩蔵わかめ 50gくらい〜ひとつかみ
_なたね油/ごま油/オリーブオイルなどお好みで
_酢・醤油 お好みで

分量はいつも、あくまでも目安です。

 

【つくり方】

(1)ひたし豆は軽く汁気をきる

(2)塩蔵わかめは水道水でさっと洗って荒い塩を取る。そのあと、(1)のひたし豆のつけ汁で水戻し。水分が足りないようであれば、水を加える。

(3)わかめをザクザクと切って、ひたし豆とあえ、盛り付ける。
レタスなどの葉物野菜、玉ねぎやトマト、人参等を加えてもOK。
ごまやしそ、ちりめんとの相性もGOOD!!

(4)お好みで、オイル・酢・醤油・魚醤などと合わせて食べる。

 

【 コツ&メモ 】

*重茂産の重茂漁協の塩蔵わかめは、信じられないほど増えます(笑)
ぬるま湯でさっと戻すのも良いです。ややぬめりが出て、また違った味わいになります。青大豆のひたし豆も、豆の味が濃いので、重茂のわかめに負けません。

*ひたし豆も塩ゆでしてあり、わかめも塩蔵ということで、その塩気を活かして、調味料は最小限に。

*たとえば、香りと味が濃くなる旬の野菜(春菊やツルムラサキ、モロヘイヤ)などと合わせるのもおすすめです。

2/20 ドイツとモルドバ共和国の有機農業仲間を迎えて

2018年2月20日、ドイツ共和国・モルドバ共和国の有機農業の実践者の方々が、月山パイロットファームの工場へと足を運んでくださいました!

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月山パイロットファームがある山形県鶴岡市は、2014年12月にユネスコの食文化都市ネットワークに認定されました。
弊社の代表も、そして会長も、認定に向けた活動の中で尽力をしてまいりました。
http://www.creative-tsuruoka.jp/

一方、2020年東京オリンピックに向けて、鶴岡市はドイツ共和国およびモルドバ共和国のホストタウンに認定されています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/hosttown_suisin/gaiyou_dai1.html

そこで、鶴岡市に両国の有機農業にゆかりのある方々をお迎えし、両国との文化交流をかねたイベントが開催されました。
その一環として、月山パイロットファームの工場見学となりました。
限られた時間でしたが、民田なすのからし漬を製造している工場を見学していただいた後に、年間を通じた取り組みをスライドをまじえて会長が紹介。

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もちろん、漬物の試食をしていただきました♪♪
みなさん完食でびっくり!
「カブもナスもドイツにあるけれども、このような食べ方は初めて。おいしい!」と、嬉しい感想も頂戴しました。
私は箸の使い方のうまさに驚いていましたが。

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写真には写っていませんが、鶴岡市のエコタウン課のみなさんも大勢いらしてくれました。総勢20名ほどです。

有機農業の先進国ドイツでは、背丈のとても低いキャベツを育てているそうで、除草剤をまかない畑では、やはり草とキャベツの成長競争が起こるそうです。
バーナーで草を焼いて対応しているそうですが、月山パイロットファームでは同対応しているのですか?という質問もありました。

そう、有機農業は草とのたたかい。世界共通。多分。

会長は、生分解マルチを利用すること、土を掘り上げて「畝」を作って草が生えるタイミングをずらすことなどをお伝えしていました。

ドイツのMichael Martinさん、Karl-Heinz Fischingさん、握手したときの手の厚みと逞しさが忘れられません!土を耕す人の手も、世界共通ですね。

 

ちなみに、外はこんな雪..。
朝4時起きで除雪してくれる社長のおかげで、誰もが会社にたどり着けますが、そうでなければ、入り口の戸を開けるのが不可能です。
冬場はとても厳しい庄内地方。
現在の会長が冬場の職場作りとして、夏場に育てた野菜を使って漬物を製造を始めたのが、弊社の成立の経緯でもあります。

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この後は、会場を鶴岡駅前のFOODEVERに移して、”国際オーガニックミーティングin鶴岡”
http://tsuruokamarukajiri.info/foodever.html
鶴岡市、モルドバ、ドイツの有機農業の実践について、発表とトークセッションが行われました。もちろん、試食も!
会場には、鶴岡在来作物案内人の皆さんの姿もちらほら。
弊社の会長も、前列にすわって、この40数年間の歩みの成果を噛みしめている様子でした。

40年前は変人、現在は先駆者。
小さな取組みでも、信念がある活動には、人々を変える力がありますね。

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Bioの「オーガニックの先進国ドイツで、世界最大級のオーガニックフェスタが開催されるそうです。行きたい!!行ってみたい!!

奥田シェフのご縁で、イタリアのマルケ州ArceviaにLa Terra e Il CieloやMoncaro を訪ねて行ったのがおよそ8年前。

言葉はあまり通じなくても、同じ志を持つ人どうしは、心の底で通じ合えることを私たちは知っています。

1/19 生活クラブ千葉 佐倉ブロックさんとおしゃべりキッチン

今回は、生活クラブ虹の街(千葉) 佐倉ブロックの皆さんからお声がけいただきまして、なたね油の生産者の米澤製油さん、パスタ類の生産者であるニューオークボさんと一緒に、お話をさせていただきました。

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ユーカリが丘線に乗って行けるということで、密かに楽しみにしておりました。
会場の志津コミュニティセンターの調理室は大きな窓がある1階で、調理室としてはなかなか贅沢な作りだなと思いました。

 

さて、いつもの事ながら、朝から試食の用意、本当にありがとうございます。
ニューオークボさんが大量の生パスタを提供してくださっていたので、材料も山盛り!隣で見ていて爽快な手際の良さでした。

 

月山パイロットファームは、地味(滋味!)に漬物のコレクション。
カタログでは味見ができませんので、こういう機会に少しでも食べていただくと、「もっと甘いと思ってたのに、全然!」「これ、見た事なかったです〜」などなど、新鮮なご意見がいただけて嬉しいです。

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本日も準備の割に全然まとまりのない話になったと反省ですが、、、
民田なすのからし漬けは、和からしから生産し、白こうじたくあんの麹は、コメの栽培から行なっている貴重な?!生産者であることはお伝えできたかと思います。
赤かぶ漬けを丸ごと使ったボルシチも、試食で作っていただきました!

 

【 なたね油の米澤製油さん 】

米澤製油さんのなたね油は、もうじき国産なたねの割合がまた少し上るということ。世界的には、遺伝子組み換えのなたねが席巻している中で、とても意義のあることだと思います。

実際に、目の前でなたねを圧搾して見せてくださいました。
そして、ノルマルヘキサンで一瞬にして45%の油分を抽出する方法も。
これは確かに価格にも味にも違いが出るわけだなと思った次第です。

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圧力で物理的に抽出されたなたね油のエキストラバージンオイル。一粒の雫。

ノルマルヘキサンで抽出(左)、圧搾して抽出(右)

香りをお届けできないのが残念ですが、薬剤抽出と圧搾した油の違いは明らかでした。

実は、お話ししてくださった安田さんのお父さんの大三さんがご存命だった時に、一度工場見学に行かせていただいたことがあります。
油をお湯で洗うという特許製法を用いた工場で、非効率でありながらも、食べる人の健康を考え抜いている精神が、本当に印象的でした。

 

【 乾麺・生麺パスタのニューオークボさん 】

完璧に茹で上げられたニューオークボさんのパスタ、食べて欲しいです
カナダからの輸入の際にふられるポストハーベストの影響を極力低減するために、なんと最高グレードのデュラム小麦の外皮から4割を削って、中心部分のみ使うという贅沢さ。
製粉は、日東製粉さんだそうです。

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良質な高タンパクの部分を、しかも練りの作業や乾燥作業に十分すぎるほどの時間をかけて(市販品の10倍くらい!)じっくり熟成されるパスタ。
お料理していただければ即時に納得していただけると思いますが、少量でも心身ともに満足感が得られるパスタです。

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試食は様々に工夫されたメニューを組合員の皆さんと生産者で決めて行きます。ニューオークボさんからは生麺パスタ。少量でも、満足感が違います。頭はもちろんですが、胃腸の細胞が満足を感じているかと思ってしまいます。

そして、ニューオークボさんにも、一度工場見学に行かせていただいたことがあります。。。
麺にする前の生地、恐ろしい硬さでした。ですので、これをぐぐーーーっと押して、ところてんのように押し出すダイスも、重くて硬い!
簡単便利、低コストを求める時代にあって、とても貴重な存在であることは間違いありません。

いつもながら専門家の話は、本当に面白いですね!

私(いずもじ)は、お伝えしたいことが絞りきれず、今回もまた反省だらけですが、、、臨機応変でなく、場当たり的ではいけませんね。
次の牛久ブロックさんでのおしゃべりキッチンに向けて、再考です。
それにしても、なたね油とあいこっこ(卵)を使ったシフォンケーキ、美味しかったです。当然のようにご馳走になっていますが、この場を借りてご馳走様でした!

 

主催してくださった佐倉ブロックの皆さん、そして足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
忌憚のないご意見を、お寄せいただけたらと思います。

12/8 生活クラブ山梨 消費委員会さんとおしゃべりキッチン

生活クラブ山梨 消費委員会の皆さんからお声がけいただきまして、ロールペーパー(トイレットペーパー)の生産者の新橋製紙さん、オリーブオイル/バルサミコの生産者であるヴィボンさんと一緒に、お話をさせていただきました。

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行ったことがないところでも、見覚えのあるトラックが走っていると安心します。

 

朝から試食の用意、本当にありがとうございます。
ご本人たちはあまり気がつかれていない場合が多いですが、組合員の皆さんは、本当に手際が良いです!

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月山パイロットファームは、最近定番の赤かぶのピンチョス
赤かぶ漬ときゅうりの間に挟んでいるのは、新生酪農さんの房総のかおるチーズ。

 

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(手前)月山パイロットファームの「あっぱれ小松菜」と、(下に沈んでしまって見えにくですが)赤かぶのみじん切り、梅酢のひじき、そしてヴィボンさんのオリーブオイルで簡単サラダ。塩コショウを軽く振って。

(奥)おやつ豆ぽんをご飯に炊き込んで、刻んだ漬物を散らしたちらし寿司。

その他にも、漬物各種の試食を用意しました。
普段カタログを見ての注文ですので、実際に試食をしていただいて初めて、買おうか買わないか、お好みに合うかどうかが判断していただけます。

 

【 ロールペーパーの生産者 新橋製紙さん 】

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新橋製紙さんのロールペーパーは、ずっしり重く、非常に持ちが良いのは知っていましたが、作る過程を知ってなるほど!!納得しました。
できる限り薬剤を使わないで、技術力でカバーしているのですね。

トイレットペーパーは、時間が経つと溶けにくくなるというのも初めて知ったことです。水に浸して、ペーパーがほぐれる実験が非常に分かりやすかったです。

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1円の利益を追いかける世界、ビジネスに携わる人間としても本当に勉強になりました。

 

【 オリーブオイルやバルサミコのヴィボンさん 】

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ヴィボンさんの取り扱うオリーブオイル
市販品とのテイスティング比較も、衝撃でした。良し悪しではなく、違いを感じ取るには、比較することがとっても有効ですね。
酸化しにくいオリーブオイル、ちょっと古くなってしまったら、メイク落としにも使えるとのこと。あとはエスケー石鹸の固形せっけんで洗顔でOK!という一言は、彼女が言うと、より説得力がありました♪♪

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生活クラブのバニラアイスにヴィボンさんが扱うバルサミコをさらっとかけていただいたアイス。忘れられない美味しさでした!

専門家の話は、本当に面白いですね!

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創業時もトイレットペーパーのパッケージに、生活クラブさんへ納入するロールペーパーを包んで。手前のオリーブオイルは、テイスティング用の2種類。

私(いずもじ)は、お伝えしたことが絞りきれず、今回も反省だらけですが(帰りの電車で結構落ち込みます。立ち直りも早いですが…^^;)、次の佐倉ブロックさんでのおしゃべりキッチンに向けて、ブラッシュアップしようと思います。

 

主催してくださった消費委員会の皆さん、そして足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
忌憚のないご意見を、お寄せいただけたらと思います。

山形県庄内地方は、雪です

特に山間部というわけではなく、月山パイロットファームの加工場の前の道路です。庄内平野のど真ん中です。

よくよく見ていただくと、空から、結構な大きさの雪が、凄い勢いで舞い降りてきているのがご覧いただけると思います。

雪が降る音は「しんしんと降る」と形容されますが、まさにそんな感じです。音はないはずだけれど、音が聞こえます。

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そして、加工場では。。。

なす、なす、なす、なす、なす、、、、、

なす、なす、なす、なす、なす、、、、、

民田なすのからし漬けを加工しています。出荷前の最終段階です。
酸化防止剤を使わない、しかも和がらしでの漬け込みですから、時間との勝負。練ったそばから黒ずんできますから、ただでさえベタベタして扱いにくい食品ですが、手際よく加工が進んで行きます。

しかも、ご覧の通りの雪の中。当然加工場はあったか暖房〜♪♪なんて無理ですから、寒い中で立ち通しの作業です。

加工部のみんなは、一人ひとりが大切な職人です。
いつもどうもありがとうございます!

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