今回は、生活クラブ虹の街(千葉) 佐倉ブロックの皆さんからお声がけいただきまして、なたね油の生産者の米澤製油さん、パスタ類の生産者であるニューオークボさんと一緒に、お話をさせていただきました。
ユーカリが丘線に乗って行けるということで、密かに楽しみにしておりました。
会場の志津コミュニティセンターの調理室は大きな窓がある1階で、調理室としてはなかなか贅沢な作りだなと思いました。
さて、いつもの事ながら、朝から試食の用意、本当にありがとうございます。
ニューオークボさんが大量の生パスタを提供してくださっていたので、材料も山盛り!隣で見ていて爽快な手際の良さでした。
月山パイロットファームは、地味(滋味!)に漬物のコレクション。
カタログでは味見ができませんので、こういう機会に少しでも食べていただくと、「もっと甘いと思ってたのに、全然!」「これ、見た事なかったです〜」などなど、新鮮なご意見がいただけて嬉しいです。
本日も準備の割に全然まとまりのない話になったと反省ですが、、、
民田なすのからし漬けは、和からしから生産し、白こうじたくあんの麹は、コメの栽培から行なっている貴重な?!生産者であることはお伝えできたかと思います。
赤かぶ漬けを丸ごと使ったボルシチも、試食で作っていただきました!
【 なたね油の米澤製油さん 】
米澤製油さんのなたね油は、もうじき国産なたねの割合がまた少し上るということ。世界的には、遺伝子組み換えのなたねが席巻している中で、とても意義のあることだと思います。
実際に、目の前でなたねを圧搾して見せてくださいました。
そして、ノルマルヘキサンで一瞬にして45%の油分を抽出する方法も。
これは確かに価格にも味にも違いが出るわけだなと思った次第です。
圧力で物理的に抽出されたなたね油のエキストラバージンオイル。一粒の雫。
香りをお届けできないのが残念ですが、薬剤抽出と圧搾した油の違いは明らかでした。
実は、お話ししてくださった安田さんのお父さんの大三さんがご存命だった時に、一度工場見学に行かせていただいたことがあります。
油をお湯で洗うという特許製法を用いた工場で、非効率でありながらも、食べる人の健康を考え抜いている精神が、本当に印象的でした。
【 乾麺・生麺パスタのニューオークボさん 】
完璧に茹で上げられたニューオークボさんのパスタ、食べて欲しいです。
カナダからの輸入の際にふられるポストハーベストの影響を極力低減するために、なんと最高グレードのデュラム小麦の外皮から4割を削って、中心部分のみ使うという贅沢さ。
製粉は、日東製粉さんだそうです。
良質な高タンパクの部分を、しかも練りの作業や乾燥作業に十分すぎるほどの時間をかけて(市販品の10倍くらい!)じっくり熟成されるパスタ。
お料理していただければ即時に納得していただけると思いますが、少量でも心身ともに満足感が得られるパスタです。
そして、ニューオークボさんにも、一度工場見学に行かせていただいたことがあります。。。
麺にする前の生地、恐ろしい硬さでした。ですので、これをぐぐーーーっと押して、ところてんのように押し出すダイスも、重くて硬い!
簡単便利、低コストを求める時代にあって、とても貴重な存在であることは間違いありません。
いつもながら専門家の話は、本当に面白いですね!
私(いずもじ)は、お伝えしたいことが絞りきれず、今回もまた反省だらけですが、、、臨機応変でなく、場当たり的ではいけませんね。
次の牛久ブロックさんでのおしゃべりキッチンに向けて、再考です。
それにしても、なたね油とあいこっこ(卵)を使ったシフォンケーキ、美味しかったです。当然のようにご馳走になっていますが、この場を借りてご馳走様でした!
主催してくださった佐倉ブロックの皆さん、そして足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
忌憚のないご意見を、お寄せいただけたらと思います。