11/15 生活クラブ親生会総会に出席

2019年11月15日 ホテルラングウッド日暮里にて 第43回を迎えた生活クラブ親生会総会

今回は、弊社もラストになるかどうかという生活クラブ親生会総会への出席でした。今後については、まだ検討段階です。

ともかく、今年3月までは弊社の最大お取引様の生活クラブ生協に最も近い団体であり、かつ生産者仲間というか「同士」である親生会。生産者(しかも食品が中心)が、これだけまとまって活動を展開している団体は、他にはあまりないと感じています。

40年以上の時をかけ、一つ一つ課題を乗り越えてきた生活クラブ親生会。
各生産者も代替わりをして、担当者も変わり、少しずつ入れ替わっています。

現在126会員だそうで、うち121会員の出席で進められた今回の総会。
交流部会・広報部会・活動推進部会に縦に分かれて活動し、そして、それとは別のスライスの仕方で、全国のうち地域や県単位での活動があります。

年間2000回以上にわたり組合員との直接の交流会を経て、相互理解を重ね、時には大規模交流会を行うことで、多くの組合員以外の方々へも食べて知ってもらう機会を設けています。

それぞれご担当になった方々、執行部の方々は本当にご尽力なさっているのに、月山パイロットファームの貢献度の低さに寂しさも覚えるわけですが、ともかく一員でいられることに誇らしく、また責任も感じている次第です。

折角これだけの生産者と、高水準の商材が揃い、また開発力もある団体です。
SDGsと騒がれるようになって数年経ちましたが、私たち生産者は、すでにもう何十年も前から課題を認識し、クリアして、次なる課題へと向かっていると言えるでしょう。

しかしながら、まだまだ発信力が弱く、また変革のスピードは鈍いです。原因はいろいろあると思いますが、決定権がある地位に女性の姿がほとんどなく、決定権者の人数は多いけれども、実際の購買者や消費者との距離が遠い経営者たちが方針を決めざるを得ない現状にあるように感じました。

組織が大きくなると、それはそれで課題は増え、また多様化します。
一方で、次世代につながらなければ意味がない活動です。微力ながら、この過渡期においても、次世代につながる地道な活動を続けて行きたいと思います。

(文責:いずもじ)