9/29 生活クラブ青森20周年記念ミニまつりに参加して

今回は、生活クラブ青森さんの20周年記念イベントの一つ、アピオ青森でのミニまつりにお声がけいただきました!

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月山パイロットファーム以外に、5つの生産者もやってきて、調理室には美味しい香りが〜♪♪

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真塩だけで煮たサバ缶やフルーツのゼリーの日本果実工業さん
赤かぶ漬でもとってもお世話になっている私市醸造さん
沖縄の黒糖の風味がぜいたくな東京カリントさん
平田牧場の豚肉をぜいたくに使った餃子の美勢商事さん
焼売や牛肉カレーコロッケなど、グレードの高い冷凍食品のマルハニチロさん

会場のあちこちで、「お〜いしい!!」という声が聞かれました。なんだか幸せな気分になります。

そして、月山パイロットファームの試食は、お祭りでは初の試みになるハリハリ大根のミートボール』。あとは、青大豆豆ポンを炊き込んだご飯をご用意しました。

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ハリハリ大根は、主に提携生産者である大根クラブさんが丹精込めて育ててくれた大根を干したものが主原料になります。なので、多少火を通したところで、カリカリの食感は無くなりません。平田牧場さんのひき肉のグレードが高いこともあって、つなぎも不要、追加の調味料も不要です。ちなみに、炒め油も不要です。
添加物を使わず、調味料も素性の知れたもののみ、パッケージにもこだわるものだからこそできることです。

食事のすべてを管理することは本当に難しいですが、人生80年90年を元気に生きたい!大事な人には元気に生きて欲しい!その一口は微々たるものですが、継続した時の効果は絶大なのでは?と思います。

そして、気概のある日本の農家の一人ひとりを、その一口で支えてもらえたらと思います。作る人がいなければ、農作物は作られません。

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生まれて1年ちょっとの赤ちゃんたちが、ハリハリ大根ミートボールやひたし豆を頬張る姿が最高!
彼らの評価は超厳しいので(身体に不要と思えば即時吐き出します)、よしよし、と思いました。

お祭りの時は、いつも現地の組合員さんがアシスタントについてくださいます。
お料理上手の組合員のみなさん、本当に手際がいいです。お料理上手になりたい方、調理時間を短縮したいと思っている方は、ぜひこういったイベントに参加されると良いと思います。。巷の料理教室よりも、ものすごくコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。

 

主催してくださった生活クラブ青森の皆さん、そしてお手伝いをしてくださったみなさん、足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
また元気にお会いしましょう!

忌憚のないご意見を、お寄せいただけたらと思います。(文責:いずもじ)

 

帰りのはやぶさは、青森といえばりんご!ということでアップルパイ。そして東京カリントさんの黒光琳という、はちみつ発酵仕込み・特蜜二度掛け製法=とっても手間暇がかかるかりんとうをテーブルに乗せてご機嫌でした。

…雨音に気がつくまでは!大型化・低速度する台風に、民田なすの収穫期と赤かぶの生育状況のことが頭をよぎります。

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ミレー落ち穂拾い、月山パイロットファームひえ取り

2018年、今年も稲刈りのときが近づいてきました。
と、その前に……

みんなでワイワイ、有機田んぼのひえ取り〜♪♪

もちろん、手作業。地道すぎるけれども、これが目下のところ最善の策です。しかも、実際にはそんなに生半可なものではありません。

手間暇というか、経費が本当にかかります。そして収穫量は慣行栽培と比べればほぼ確実に落ちるという、、、

自然災害が日常のような感覚になってきましたが、今年も収穫ができることに感謝しつつ、お米一粒の重みを思っているところです。

佐藤初女さんもおっしゃっていた『穀力』。人が適切に手を加えてこそ生み出されるものかもしれませんね。

ちゃんと実が入っていると良いです。本当に。

関西のお客様たち、そして北海道のみついし昆布(株)

月山パイロットファームがある山形県鶴岡市三和でも、天候不順や大水が続いてうんざり、、月山の農場のだだちゃ豆(7号)も、弊社始まって以来の不作で、本当にがっくりときていました。

赤かぶの種まきの時期に重なった大雨で、タネが流されてしまう被害も。

しかし、大阪で長い間赤かぶを購入してくださっている幼稚園では、園庭に様々のものが飛んできたということで、休園にして大正解だったとか、月山パイロットファームの漬物に欠かせない昆布を供給してくれているみついし昆布(株)ではご自宅が倒壊したとか、、、

「(植えた作物が)かたむくぐらいでは文句言っていらいねの(=言っていられないね)」

です。

日本の昆布は、TPPが発効すれば大打撃を受けることが試算で出ているそうです。2016年に他界されてしまった みついし昆布(株)の榎本さんに、勇気をくださいと言いたい。
http://seikatsuclub.coop/item/relayessay/20090901.html

例年であれば、あと数ヶ月で正月用の特別なみついし昆布の取り組みが始まるはずです。待っています。

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2018年8月6日朝、だだちゃ豆ばたけ、水没

会社のすぐ側の畑はこんな感じになりました。
その後、水は引いてくれたので良かったですが!

月山パイロットファームの本社近くの京田川。
のんびりした、最高に良いところです。普段の水かさから比べると、大河のレベル!

が、道路の高さに迫る勢いで、水かさが増していたようです。

ここのだだちゃ豆は、すべて水没。
減反の田んぼを畑にしたところに植えていましたが、ここはそもそもの田んぼの高さが低いこともあって、この結果でした。もち米も、すっかり水に浸かってしまいました。

遠くに見える稲は、背が高いので、まだ上の方が見えていますね。
ただ、田んぼの稲も顔はのぞいているものの、「穂はらみ期」というとても大切なとき。今年の作柄にどのように影響していくか、とても心配です。

赤かぶの種まきの一回めが丁度終わったところでしたが、この雨で播き直し。
小松菜を大々的に作付けしている知り合いの農場では、小松菜が全滅という話でしたので、それと比べれば…です。排水路で水をはけることができなければ、減反後の畑は、すっかり水の下になります。

 

20180814pompdori社長が自ら土の開発に取り組んでいる実験中のトマト。ハウスの中で育てています。
このハウスもすっかり水浸しでした。
数日経って、下の葉っぱから枯れが伝わってきたように見えましたが、水が引いた後に酸素を多く送り込んだり、殺菌剤(有機栽培で利用できるもの)での対応が早かったこともあって、復活の兆しです。

ただ、背丈が低く、まだ小さいものは成長が止まったような印象を受けました。

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気候変動は、日本に限ったことではありません。
日本語のニュースだけでは気がつきにくいですが、恐ろしい速度で環境変化が起きていることは、英語のニュースを見ればより現実的になります。

国連も本気です。
https://unfccc.int/

そして、日本でも、自然に触れる仕事をなさっている方、意識して自然を愛でることがある方は、何かに気がついているかもしれません。

【8月16日、また雨】

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ちなみに、サンフランシスコは2016年に、10階以下の新築建物にはソーラーパネル設置を義務化する条例を制定。
(文責:いずもじ)

2018夏のギフト

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だだちゃ豆のハイシーズンを迎える前に、九州福岡を中心に展開する生活協同組合、グリーンコープ連合さんの夏ギフトをお届けしました。

ご賞味いただいた方はいらっしゃるでしょうか?

誠に心苦しいところではありますが、今年から、メロンコ漬は取り組まないこととさせていただきました。
お好きだった方々には、本当に申し訳ございませんでした、、、

当初メロンコは、メロン栽培時に間引かれるものを栽培農家から買い受けて原料としていました。
ところが、農薬の基準を厳しく設定した結果、月山パイロットファームの農場で栽培することにしたという経緯があります。
ですが、和がらしの収穫、民田なすの収穫、きゅうりの収穫、だだちゃ豆の最盛期を迎えるこのシーズンに、漬物向けに最適な大きさのメロンコを収穫して漬け込むには、人手が物理的に足りなくなっていたのでした。

ご理解を賜りますように、重ねてお願いを申し上げます。

 

そして、夏ギフトを受け取られた皆様!
お味はいかがでしょうか。
野菜本来の味わいが、いきているでしょうか。

庄内の大地で育まれた野菜、賞味期限は短いですが、少しずつご賞味いただいて、夏を乗り切ってください♪♪