5/29 生活クラブ茨城 牛久ブロックさんと生産者交流会

嬉しいことに、2月に「新・おしゃべりキッチン」でお呼びいただいた生活クラブ茨城 牛久ブロックの皆さんから、再度単独での生産者交流会& 新規加入の組合員さんのウェルカムパーティ & 夏ギフトの試食会 にお声がけいただきました。

今回は、循環型農業ということで、僭越ながら(まったくもって、この言葉がぴったりです(・・;) )お話しさせていただきました。しかも休憩なしの1時間45分、、、夢中になり過ぎてしまって、申し訳ありませんでした。

「ずっと続けられる農業とは?」というテーマで、まずなぜ月山パイロットファームが始まったか、どんな思いでスタートさせたか、どうやって成長して来られたか、等をお話ししました。循環ということで、キーワードは「輪」。

1、月山パイロットファーム内の輪
2、山形県の庄内地域内の輪
3、都市部の消費者との輪ーたとえば生活クラブ組合員
4、世界の有機農業生産者との輪
5、月山パイロットファームの加工品の中身も輪

整理してお話しするのは難しいのですが、幾重にも輪が重なり合って、現在に連なってきているのがお分りいただけたら幸いです。

 

月山パイロットファームの農作業に使う機械は、中古品を調達して会長・社長が自ら整備して使っています。故障もしばしば。農場からお呼出しがあって、急いで向かうことも少なくありません。

もし新品の農機具を買って、とんかつ油のBDFを使うのをやめたら…価格は倍以上になるかもしれませんね(^◇^;)

 

意思ある消費者のみなさんにお会いできるのは、いつもながら素晴らしい励みになります。茨城でも、山形でも、千葉でも、埼玉でも、神奈川でも、東京でも、宮城でも、福島でも、岩手でも、青森でも、愛知でも、京都でも。
多くの方は、強く意識されていないかもしれませんが、足を運んでいただくだけでも、十分に力になります!

組合員のリーダーの皆さんが、交流会を企画していただくことは、言うまでもなく大変にありがたいことです。
ましてや、2回目となれば!

世の中のニーズは日々進化していますが、人がものを育てて、あるいは自然から獲得して、それを食べて命を紡ぐのは、いつの時代も変わりません。
短期的な成果に一喜一憂しながらも、奥底ではどんと構えていたいですね!

栃木のお米 げんき米1号
栃木にも美味しいお米を発見!農薬を使うことは、何よりも農家のみなさんにもリスクです。食べる人の命と暮らしまで考えて、誠実に作る農家の姿勢は、購入して食べて支えることが必要です。

げんき米を一体、購入して帰りました。
生産農家が少数ということで、やはりコンパクトにまとまった味と品質ですね!
こんなお米を毎日食べていたら、やはり自然に心身の元気を作ってくれるのだなぁと思いました。
佐藤初女さんの「穀力」という言葉を、思い出しました。

主催してくださった牛久ブロックの皆さん、そして足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
忌憚のないご意見を、お寄せいただけたらと思います。

 

夏のギフトは、送った方に喜んでいただけるものばかりが厳選されていると思います!送る楽しみ、送られる楽しみ、そして作り手も支える力になります。

(文責:いずもじ)