7/23-24 第45回生活クラブ庄内交流会に参加して

7月23日・24日の二日間、今回で45回を迎えた生活クラブ庄内交流会が開催されました。

7月23日 月山の圃場見学

月山パイロットファームの農場には、Bチームのみなさんが空港から直行する形でいらしてくれました。

月山の活性化センターを会場に、土作りから始まる農業生産者であることを中心に会長から月山パイロットファームの説明をさせていただき、じゃがいもとだだちゃ豆ときゅうりのからし漬という、超シンプル(しかし都市部では不可能な!)な交流会となりました。景色と空気が、ご馳走。

一見なんの変哲も無い畑ではありますが、農薬や化学肥料による汚染がほとんどない、かつ放射能の影響もない健康な土壌です。日本でなかなか広がりを見せないオーガニック圃場の先駆けと言えると思います。
ここに、社長自ら開発中の新たな肥料が投入されて、循環の輪をさらに押し広げられるようになったらいいなと思います。手探りです。

 

7月24日 生活クラブ庄内交流会レセプション

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今回団長を務められたのは、生活クラブ千葉の組合員で連合消費委員をなさっている福住さん。

庄内に実際に来て、自分の目で確かめて、生産者と交流して、それを自分たち自身の柔らかい言葉で伝えていくのが大事。理詰めだけでは心を動かせないですから。

なぜか日本では、意思があって集う団体を、悪い意味合いで宗教っぽいとか、政治団体っぽいと言われ倦厭されがちですが、他のことでは全然意見が違っても、ある一点でまとまり協力することができるのは、社会をバランスよく保つ上でも重要なことだと思います。やはり、一人ではできないことも、ある程度まとまることで力になり、社会なり国なりを動かして来たのは、歴史が語ることです。

庄内にあるおよそ20の生産者が、それぞれのブースで、消費材や特別の旬のものをご用意して、組合員の方々と語らう場です。

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きゅうりのからし漬、だだちゃ豆、民田なすの浅漬け。
今日、この瞬間が一番美味しいものばかり(笑)

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山形親生会という生産者の団体としてまとまってはいますが、実際には生産者どうしで消費材を持ち合って食べたり飲んだりというチャンスはそれほど多くありません。
生産者にとっても、他の生産者の取り組みを知るいい機会です。そして、やっぱり美味しい!

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後日、生活クラブ千葉(虹の街)さんの機関紙でも、庄内交流会について紹介をいただきました。