嬉しいことに、2月に「新・おしゃべりキッチン」でお呼びいただいた生活クラブ茨城 牛久ブロックの皆さんから、再度単独での生産者交流会& 新規加入の組合員さんのウェルカムパーティ & 夏ギフトの試食会 にお声がけいただきました。
今回は、循環型農業ということで、僭越ながら(まったくもって、この言葉がぴったりです(・・;) )お話しさせていただきました。しかも休憩なしの1時間45分、、、夢中になり過ぎてしまって、申し訳ありませんでした。
「ずっと続けられる農業とは?」というテーマで、まずなぜ月山パイロットファームが始まったか、どんな思いでスタートさせたか、どうやって成長して来られたか、等をお話ししました。循環ということで、キーワードは「輪」。
1、月山パイロットファーム内の輪
2、山形県の庄内地域内の輪
3、都市部の消費者との輪ーたとえば生活クラブ組合員
4、世界の有機農業生産者との輪
5、月山パイロットファームの加工品の中身も輪
整理してお話しするのは難しいのですが、幾重にも輪が重なり合って、現在に連なってきているのがお分りいただけたら幸いです。
月山パイロットファームの農作業に使う機械は、中古品を調達して会長・社長が自ら整備して使っています。故障もしばしば。農場からお呼出しがあって、急いで向かうことも少なくありません。
もし新品の農機具を買って、とんかつ油のBDFを使うのをやめたら…価格は倍以上になるかもしれませんね(^◇^;)
意思ある消費者のみなさんにお会いできるのは、いつもながら素晴らしい励みになります。茨城でも、山形でも、千葉でも、埼玉でも、神奈川でも、東京でも、宮城でも、福島でも、岩手でも、青森でも、愛知でも、京都でも。
多くの方は、強く意識されていないかもしれませんが、足を運んでいただくだけでも、十分に力になります!
組合員のリーダーの皆さんが、交流会を企画していただくことは、言うまでもなく大変にありがたいことです。
ましてや、2回目となれば!
世の中のニーズは日々進化していますが、人がものを育てて、あるいは自然から獲得して、それを食べて命を紡ぐのは、いつの時代も変わりません。
短期的な成果に一喜一憂しながらも、奥底ではどんと構えていたいですね!
げんき米を一体、購入して帰りました。
生産農家が少数ということで、やはりコンパクトにまとまった味と品質ですね!
こんなお米を毎日食べていたら、やはり自然に心身の元気を作ってくれるのだなぁと思いました。
佐藤初女さんの「穀力」という言葉を、思い出しました。
主催してくださった牛久ブロックの皆さん、そして足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
忌憚のないご意見を、お寄せいただけたらと思います。
(文責:いずもじ)